こんにちは!福山市にある放課後等デイサービス・児童発達支援事業所「まなびのひろば」です!
雨が降りそうで、降らないのでムシムシとしています。市内では、インフルエンザも発生しているとのことです。
不安定な気候なので、体調管理に気をつけていきたいですね。
まなびのひろばは、学習を通じて様々な支援をしています。子ども達は、学校で一日を過ごした後にまなびのひろばに来所します。学校では、様々な楽しいこと、うれしいことが体験できますが、時には、そうでない日もあります。
A君は、自分のペースを大切にまなびのひろばで学習やトレーニングをしている子どもさんです。しかしこの日は来所時から表情がすぐれず、職員の声掛けにも応答できません。保護者の方から【詳細はわからないけれど、学校での出来事で解決していないことがあるようだ】という情報をいただきました。こんな時、すぐに解決への支援をしたいところですが、『A君がどうしたいか』が一番重要です。
職員は、A君が学校でのお話ができる状態かを丁寧に確認していきます。発語で応答できないので、しぐさや表情を観察します。そして、選択肢を提示しながらA君の意思をくみ取るための支援をしていきます。選択肢を指さしている段階から、徐々に筆談へと意思の発信の方法が変化していきました。『学校の話しをしても大丈夫』と確認がとれたので、一日を振り返り、どの場面での出来事が解決できていないのかを丁寧に確認していきました。『出来事の詳細は教えたくない』という意思表示をしてくれたので、尊重していきました。そこで職員は、【解決】にもいろいろな方法があることを伝えていきました。
(誰かにきいてもらう/相手と話し合う機会をつくる/まあ、いっかと思えるなら流すなど)
結局この日は、教科の学習には取り組めなかったのですが、気持ちを一緒に整理したり、筆談でたくさんの文字や文章を書くことができました。
困ったときに、周囲の人に頼ることができることは、子どもが健やかに成長する上でとても重要なことです。私達、まなびのひろばの職員は、学習の支援をするだけでなく、子ども達と【一緒にいる存在】だということを常に伝え続けていきたいと思います。
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「まなびのひろば」は、学習支援のプログラムを取り入れた療育に特化した放課後等デイサービス・児童発達支援事業所です。
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