小さな勇者

このお子さんは今タブレット学習を行っている最中です。様々な種類のミッションがある中、このお子さんはもぐらたたきに挑戦中です。

実はこのお子さん、つい先日までもぐらたたきがとっても嫌いでした。サボテンを触るとライフが減ってしまうのですが、さわってしまった時思わず「痛っ！」と感じてしまうことや「ゲームオーバー」という言葉が怖かったからです。ずっと怖くて出来なかったもぐらたたきですが、つい先日「久しぶりにもぐらたたき挑戦してみようかな」と再び興味を持つことができました。そしてやってみると、「画面のサボテンはさわっても痛いわけない」「ゲームオーバーでももう一回やればいいや」とコメントをしていました。小さい頃の苦手だった記憶も、『少し成長した自分がやってみると意外とできた』という事はよくありますよね。日々色々な事を体験し成長する中、ちょっとしたきっかけで「あれ？君そういう奴だったのか！」とふと思えるようになることもあります。

苦手だと思っていることを「ちょっとやってみようかな」と思うことは簡単ではありません。遠ざける気持ちも分かります。そう思えるのは、向き合う力がついてきている証拠ですね。

向き合うことなく、ただ怖がるのはもったいないです。私達はちょっとしたきっかけを作ったり、背中を押すことはできるので、様々な事に挑戦してほしいと思います。

今日は苦手に立ち向かう小さな勇者のお話でした。

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「まなびのひろば」は、学習支援のプログラムを取り入れた療育に特化した放課後等デイサービス・児童発達支援事業所です。

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