文を作ろう

この写真は、国語の学習で文を作っているところです。

提示された絵を見て、その様子を「誰が」「何を」「どうした」の順に沿って短い一文で表します。口に出して言いながら、用意されているカードを選んで並べ、正しい文を完成させていきます。言葉カードをいくつか提示してあるので、口頭で表現するのが難しい場合でも、抵抗なく取り組めるようにしています。

このお子さんが一番悩んでいたのは「を」「は」「で」などの助詞でした。口では言えていても、いざ文にしていくと迷うようで、何度もカードを入れ替えては読み返し、しっくりくるものを職員と一緒に確認していました。文が完成したらノートへ書いていきます。この時も、助詞や動詞の確認はもちろん、拗促音の使い方・文末の句点・字形の確認などを押さえながら進めていきました。自分で作った文をお手本にしているので、自信を持って意欲的に取り組むことができていました。

これからも、お子さんに合わせた方法で、一つずつ丁寧にサポートしていきたいと思います。